【高齢猫2匹 一緒の特別募集】

— 最後の時間を、誰かひとりの“家族”のもとで —

昨年10月、埼玉で長年ひとりで保護活動を続けてこられた団体代表の方が突然の事故で急逝されました。
その後、私たちは埼玉のボランティアさん達と協力し、残された64匹の猫たちのお世話と行き先の調整を続けてきました。

代表は、不遇な猫を見ると放っておけず、保護やTNRに奔走し、やがて全国から相談が寄せられるようになりました。
自宅はいつの間にか多頭になり、ご主人は家を出ていかれました。

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■ ご主人に可愛がられてきた、大切な2匹

今回募集する2匹は、ご主人が自ら保護した兄妹（亡くなった子の兄弟）と、同じ頃に保護された子。

代表はずっと「いつかご主人が戻ってきてくれるかもしれない」と願いながら、この子たちを譲渡せずに特に丁寧にお世話されていたのではないかと思います。
しかし現在、ご主人には新しい生活があり、家も年末で賃貸に出されることになりました。

64匹のうち、譲渡・他団体の引受・看取りを経て現在36匹。
その中に、今年17歳になる2匹がいます。

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■ 必ず「2匹一緒」で

若い頃からずっと寄り添ってきた2匹です。
分けることはしたくありません。
2匹セットで迎えてくださる方を希望しています。

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■ お願いしたい条件

2匹とも17歳と高齢です。
今後、腎臓や体調の変化があっても不思議ではありません。

そのため、次のような方を特に歓迎します。
• 自宅での点滴（補液）に抵抗がない方
• 投薬や通院の管理ができる方
• シニア猫、または看取りの経験がある方

とはいえ、

「経験はないけれど、挑戦してみたい」
という方でも大丈夫です。

必要なことは丁寧にお伝えしますし、お近くであれば通院付き添い・相談などサポートも可能です。

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■ お留守番はあっても大丈夫です

現在も、1日4時間程度しか人がいない環境で静かに過ごしているため、
フルタイムのお仕事やお留守番があっても問題ありません。

むしろ人がいない時間はよく眠り、人が帰ってくると甘えに来る…そんなタイプの2匹です。

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■ 他の猫がいても大丈夫です

年齢もあり、性格的にもあまり周囲を気にしなくなっています。
そのため、
先住猫がいても基本的には問題ない性格です。

※ただし、
エイズ陽性（FIV+）のため、先住猫が陰性の場合は相性や環境を含めてご相談のうえで判断させていただきます。
エイズと言っても発症しないまま天寿を全うする子も多く、飛沫感染はほぼなく、穏やかな性格の子は共存できる場合も多くあります。

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■ 最後の章を「家庭」で

17歳という年齢を考えると、残された時間は限られているかもしれません。
だからこそ
安心して甘えられる“ひとつの家庭”で、2匹一緒に静かで穏やかな時間を過ごしてほしい。

シェルターではなく、誰かの暮らしの中で、
“猫生でいちばん幸せな日々”になりますように。