山口県岩国市の個人ボランティアさんからいつ産んでもおかしくない大きなお腹のリリちゃんをお預かりしました。
リリちゃんがいたところは3軒ほどのお家の周辺にほぼ白猫ばかり20匹以上いて、住民もほぼ区別がついてない状況でした。
長年手術などせず餌だけあげていた住民もいれば、手懐けられた子はコツコツ手術していた方もいたようですが猫の繁殖力には到底追いつかず、FIVも蔓延していました。
餌をあげていた高齢者のお一人は施設への入居の予定もあって、ここまで増えた猫たちを近所で支え切れるのだろうかという心配もあって、妊婦以外にも何匹か保護を試みました。強い紫外線を浴びる外で白猫が生きていくのは過酷ですので。
子猫たちは預かり宅に移動した翌日に生まれました。