岡山県の個人ボランティアさんからお預かりしました。
お知り合いからのご相談で、相談者のお知り合いが時々お外でご飯をあげていた1歳未満の雌猫が一昨年の初夏にどこかで子猫を産み、その後子猫を引き連れてご飯を食べに来るようになったが、１匹また１匹と姿を消し、中には車に轢かれた子もいたそうです。母猫を避妊してあげたい、という思いはあったようですが、田舎の高齢世帯ゆえに、TNRという言葉も馴染みがないようです。そして昨年春にまたどこかで子猫を産み、連れてくるようになったと。
母猫はとても人に慣れていましたが、おそらく近隣住民に過去に2度、油のような粘着性のあるものをかけられ、頬には傷があり、何かの野生生物に噛まれたのではないかとの獣医の見立てだったそうです。
相談を受けた個人ボランティアさんは当時、ゴミ屋敷に置き去りにされた傷病猫たちのレスキュー直後でこれ以上の保護は難しいとかなり葛藤があったと思いますが、保護して里親探しをすることにしました。
とはいえ、地方においては完全室内飼い、という約束さえも守ってもらえる里親探しは難しいとのことで、みなとねこでお預かりして里親探しを行うことになりました。