モルド&グリン
メス
1歳

里親募集中
*9/30譲渡会にて相談受付
毛色
キジシロ
生まれ
2022
譲渡条件
ペア譲渡
単身可
高齢不可
ワクチン接種
済
避妊/去勢手術
済
FIV
陰性
Felv
陰性
性格・特徴
◎モルド(キジシロ)メス
◎グリン(キジシロ、鼻筋に模様がある)メス
姉妹母猫同士、まだ一歳程度の若い猫。たまにべったりグルーミングし、ごくたまにケンカします。
人に対するトラウマがあるようで、同じ環境から収容されて来た他の猫たち同様、人懐っこい猫とは云えません。
グリンは基本的にビビりでシャーが挨拶。追い掛けると逃げようとしますが、オモチャ遊びにはハマりやすい子。ゆっくりとした動作で手遊びをすると付き合ってくれます。
モルドは子を育てる母として時に強気に振る舞ったり軽いパンチや唸りもありましたが、根っからの攻撃性は感じません。母性が強く子猫の鳴き声に敏感に反応し放ってはおけない子。慣れない不自由な環境に戸惑いながらも六匹の授乳と育児を感心するほどに立派にやり遂げました。
とても強い絆で結ばれた姉妹なので一緒のご縁をと、子猫が離乳して体調が落ち着くのを待ち、東京の預りボランティア宅に移動しました。子と引き離すことはいつも迷いがありますが、子猫は兄妹がいればあまり気にしないようですし、母猫もいずれ子離れします。まだ若い2匹なので一般家庭でたくさん愛情を注がれたら、べったり甘えん坊になるように思い、あえて姉妹で先にベテランボランティアさん宅に送り出しました。
今はまだ、人よりも猫に興味があるようで、預かり宅の先住猫に興味津々です。
※YouTubeみなとねこチャンネルでも紹介動画をご覧いただけます。
https://youtu.be/_Sn6thST-tU
保護経緯
山口県岩国市のとある町から長期に渡り相次いで収容されてくる猫の一団がいました。無責任な餌やりにより増え続ける猫に困り果てた住民が数え切れない程の猫を捕獲しては行政への持ち込みを繰り返していました。モルドとグリンもそんな住民の手を逃れられず、それぞれが別々に捕らえられ、収容されました。二匹共にはち切れそうなお腹をした妊婦でした。
妹グリンの収容は4/11。
同室に収容された犬が吠えたける中、恐ろしさに耐えながら独り檻の中で生まれて初めての出産をしましたが、どうしてよいのか分からず、センター職員も手を加えることなく乳飲み子は6時間も放置され、後に地元のボランティアが親子を檻から引き出し介抱しましたが、乳飲み子は亡くなりました。第ニ子と第三子も死産に終わり、グリンが産んだ子は全て亡くなりました。
姉モルドの収容は4/25。
収容の翌日には地元のボランティアが引き出し分娩の準備を整えたものの、中々産まれず、5/17に終日掛けて七匹の子を産みました。三匹の逆子のうち一番体格の大きな子が分娩中に亡くなりましたが、初産にも関わらず六匹は奇跡的に育ちました。
モルドとグリンの対面は直ぐに姉妹だと直感できるような親しみのあるものでした。モルドの出産まで共に過ごし、産気づいたモルドをグリンが側で見守り続け、乳飲み子がある程度育つと、姉妹が共に寄り添いながら六匹を愛し育てました。




掲載番号:
K0394
掲載日:
2023年7月16日
更新日:
2023年9月19日